空想と執筆の間

趣味の物書きについてのブログ

執筆する順番

前編の本文を書き始めている。

2年間の物語のうち、前半の1年部分。

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お気に入りのシーンがいくつかある。

プロットの段階からうずうずしながら考えていた部分。

 

早くそのシーンを書きたい!

むしろ先に書きたい!

と、衝動に駆られるが、それは自分に固く禁止している。

 

先にお気に入りシーンを書いてしまうと、他の部分を書く気がなくなってしまう。

スンってなってモチベーションがなくなる。

以前にそれで失敗した。

 

クライマックスから先に書く作家さんもいるらしい。

先にラストを書いてしまって、そこにつなげていくんだな。

終着点がはっきりしているから、書いてる途中で脱線することも防げそうだ。

私が今書いてるのは前編だからクライマックスではないのだが。

 

でも私には無理だ。

いきなりそこは書けない。

助走が必要。

だからプロットの順番通りに書いていく。

自分の中でも盛り上げて盛り上げて、山の部分に到達する。

まあ、砂場の山のような小さい山なのだけど。

 

書いているうちにどうしてもモチベーションが下がる部分はある。

そこを乗り越えたら、書きたい部分が後ろに待ってる。

ある種のご褒美のような感じ。

 

書きたい部分が後ろにあれば、少なくともそこにたどり着くまでは執筆をやめないはず......はず。

今回は完結させたい。

一番最後に何がなんでも書きたいと思うようなエピソードを入れるといいかもしれない。

 

まだ結末が全然見えてないのに自分でハードルを上げてどうする。

いや、いいものを書くためにはどんどん上げたほうがいいか。

前編を書きつつ後編のプロットも作ってるが、結末はまだ思いつかない。