現在進行形で書いているお話は構想10年。
10年というと大作のように聞こえるが、まったくそんなことはない。
ぼんやりと頭の中にあっただけ。
登場人物に名前をつけて、プロットみたいなものをざっくりと書いて、思い浮かんだエピソードを小説っぽく書いてみたけれど、当時は完結には至らなかった。
深く考えずにただ書き始めたから、話がつなげられず物語として成り立たなかった。
当たり前だ。
小説に限らず、小さい頃に描いていたマンガや学校のクラブ活動で作成した絵本なども私は完成させたことがない。
そんなだから小説もやっぱり途中で投げ出して、書くのをやめてしまった。
あれから10年。
書くのはやめても頭の中からは消えてなかった。
最近になってまた書いてみようかなと思うようになった。
きっかけはいろいろある。
好きなマンガの原作がライトノベルと知り、こういうお話を書いてみたいと思ったこと。
誰でも気軽に小説を書いて、ブログで公開したり小説サイトに投稿していること。
メインブログを書いていて、文章を書くのが面白いと思ったこと。
私でも書けるのでは！？と恐れ多くも思ってしまった。
とはいえ、一度は挫折している人間。
また書けるのだろうか。
頭の中には残っている。
”あの人たち（登場人物）”もまだ頭の中に存在している。
10年前の書きかけの小説はバックアップを残してある。
未完成だろうがグダグダだろうが消せなかったんだなあ、当時の私よ。
あれからパソコンは変わったが、グーグルドライブに保存してあったからちゃんと残っている。
当時の私はどんな文章を書いていたんだろう。
ポチっとダウンロードして開いてみた。
！？！？！！？！！！？
恥ずかしああああああ！！！！
無理無理無理無理無理いい！！
顔から火が出るうううう！！！
くろれきしいいいいい！！
即閉じ。
こんな駄文、とても人様にお見せできるものではない。
いや、公開することはいまのところ考えていないのだが。
自分で読み返すことすら恥ずかしい。
何かの間違いで家族や友人に見られた日には余裕で○ねる。
これを残して○ぬことは来世の私が許さない。
でもあれが恥ずかしいと思えることは、今の自分はあの頃よりも多少成長していて、文章力が上がっているということなのか？（超ぽじてぶ）
ダメで元々、書けるだけ書いてみることにした。
恥ずかしすぎる10年前の内容は一旦忘れて、最初から考え直すつもりで。
以前のは物語として成り立っていないのだから問題ない。
