空想と執筆の間

趣味の物書きについてのブログ

壊れたPCを開けてみた

古いパソコンが壊れたときに、バックアップしていなかったために失われた小説ファイル。

まあ、1日分なんだけど。

数か所の修正と少しの加筆をした1日分。

加筆部分はなかったことにして、失ったままでかまわないと思っていたけど――。

やっぱりあったほうがいいかも。

 

できればファイルを取り戻したい。

一時的にでもまた起動してくれないかな。

 

パソコンではないが、昔デジカメの修理センターで働いていたことがある。

電源が入らないとか液晶が映らないとかの症状が、パネルを開けただけで直ってしまったことが何度かあった。

私のパソコンも開けただけで直ったりしないだろうか。

淡~~い期待。

 

というわけで、逝ってしまわれたノートパソコンのバックパネルを開けてみることに。

YouTubeで検索したら、ありがたいことに同機種のバラし方を説明してくれてる動画が見つかった。

それでも手間取った。

動画を飛ばし飛ばし見てたから隠しビスの存在に気づかず、無理やりこじ開けようとしてたせい。

おかげで指先がジンジンする。

隠しビスに気がついて外してからはあっさり開いた。

ファン、きったな。

数年分の埃。

モザイクかけたほうがよかったかな。

 

とりあえず汚すぎるファンを掃除して、パソコンの電源を入れてみた。

結果、変わらず。

ですよね。

 

やっぱり無理か。

なんの意味もなかったな。

 

むしろ分解中にツメを折ってしまい悪化させた、っていう。

私の爪ではなくて、HDDと基板をつなぐペラペラを固定してるところをさらに固定してるやつのツメ。

なんか触ったらポロリしちゃったんだけど。

 

ファンを掃除して電源を入れたのはその前。

つまり相変わらず動かないのは、私がやらかしたポロリが原因ではないと申し上げておきたい。

 

閉じるの面倒くさいな。

開けたのと逆の手順で閉めればいいだけなのに、デジカメを修理していた頃からそれが苦手だった。

頭の中で逆再生ができない。

このまま開けっ放しにして、天日干しでもしとこうかな。

 

仕方ないので、記憶をたどりながら失った部分の再執筆をした。

書けたのは20行弱。

もうちょっと長かったような気がする。

だいたいは憶えてるが、部分的に思い出せない。

このセリフはこんな言い回しだったっけ?

この行とこの行の間に一言何か書いたはず?

どうしても思い出せない。

 

失ったのはたった1日分。

しかもストーリーは進めていなくて、間に少し追加しただけ。

それだけで済んだのは幸いだった。

 

今ではバックアップをさらにこまめに取るようになった。

電源を切ったらもう立ち上がらないかもしれないつもりで。

壊れたパソコンがそうだったから。

 

愛用しているTATEditorはWeb版がある。

デスクトップ版で執筆したものを、バックアップ代わりにWeb版にアップ。

だったら最初からWeb版のみで書けよだが、ブラウザ上では書きたくない性分のため。

数日に一度、テキストファイルをグーグルドライブに保存している。