小説執筆中、気づけば同じ場所でのシーンが続きがち。
例えば、自宅→職場→自宅はいい。
自宅→自宅→自宅にはしたくない。
プロットの段階で気づけよな話だが、本文を書いてるときに気づくから困る。
手持ちの古い漫画本に、高校を舞台とした恋愛漫画があったことを思い出した。
学校でのシーンばかりが続いていたはず。
クローゼットから引っ張り出してきて、パラパラとめくってみる。
思った通り、学校ばかりだが違和感はない。
教室、廊下、屋上、体育館など、場面が様々だから。
学校は広くていろんな場所があるからいいな。
体育祭に文化祭、テストや部活、イベントも豊富だ。
私が書いてる小説にも学校は出てくるが、メインではない。
メインの場所はもっと狭い範囲。
その場所でのシーンが連続しないように、キャラを別の場所に移動させることにした。
街へ行かせたり、公園を歩かせてみたり。
そこへ行くならこういうエピソードを入れてみようと思いつき、プロットと違うことを書き始める。
すると後に変更やら追加やらしなければならないシーンが出てくる。
でもその修正作業は意外と楽しかったりする。
変更前よりも変更後のほうが良くなれば万々歳。
そんなわけで、今日も1歩進んで2歩下がる。